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293 アイルランドの物語(5)

278 催眠の力
293 アイルランドの物語(5)
   Majorie Boulton




Edzino el la Maro 海から来た妻

Patriko sidis sur roko apud la marbordo, fumatene, kaj fumis sian pipon dum la blanka nebulo malrapide levigxis el la valo malantaux li, kaj antaux li la maro malrapide verdigxis.
パトリックは海辺の岩の上に、タバコを吸いながら、座っていました。そしてパイプを吸っていました。白い雲が彼のうしろの谷からゆっくりと立たちあがり、彼の前には海がゆっくり緑色になっていました。

Li meditis, malgaje, cxar li longe restis farauxlo.
彼は、しずんだ気持ちで、考え込んでいました、というのは彼は長い間独身だったからです。

‘Kio estas viro, sen virino?
妻のない男とは何だ?

Botelo den visko, terpomoj sen butero, jxigo sen muziko, unu klingo de tondilo, sen-hoka fisxfadeno…’
ウイスキーのない瓶、バターのないじゃがいも、音楽のない踊り、鋏の1つの刃、針のない釣り糸…

Sed kiu sidis sur rook, tre proksime al la akvo?
しかし、水から非常に近くに、岩の上に誰がすわっていたのでしょうか?

Belega junulino, kiu metis sian cxapon sur la sablon malantaux sin, kaj kombis sian abundan hararon – sed tiu hararo estis malseka, kaj marverda.
素晴らしく美しい若い女性が、自分の後ろの砂の上に自分の帽子を置いて、豊かな毛髪を梳っていました、しかしその毛髪は濡れていました、そして海の緑色でした。

Patriko komprenis;
パトリックは理解しました:

Li vidas mar-feinon;
彼は海の妖精を見ているのです。

Kaj se li povos sxteli sxian sorcxan cxapon, sxi ne povos reiri en la akvon.
そしてもし彼が彼女の魔法の帽子を盗むことができれば、彼女は水の中へ戻ることができないでしょう。

Rapide kaj lerte, li kuris al la rook, kaptis la cxapon kaj pusxis gxin en sian posxon.
速く巧みに、彼は岩から走ってその帽子を手に取り、それを自分のポケットに押し込みました。

La junulino tamen auxdis lian anheladon, turnis sin kaj vidis, ke la sorcxa cxapo malaperis.
若い女性はしかし、彼の喘ぎを聞きました、振り返って、魔法の帽子が消えたのを見ました。

“Ho, ve, ve, ve, aj ve-ve-ve!” sxi lamentis.
「おー、ヴェー、ヴぇー!」と彼女は悲しみました。

Brilaj belaj larmoj fluis sur sxiaj belaj vangoj.
輝く美しい涙が彼女の美しい頬の上を流れました。

Patriko ne volis redoni la cxapon, sed li ne estis senkora;
パトリクは帽子を返す気はありませんでしたが、彼は非情ではありませんでした。

Li eksidis apud sxi kaj prenis sxian manon.
彼は彼女のそばに座って、彼女の手を取りました。

Tion sxi silente permesis.
それを彼女は黙って許しました。

Li rimarkis, ke la maneto estas glata kaj blanka kiel perlo, nur havis ian delikatan membranon inter la fingroj.
彼はその小さい手が真珠のように滑らかで白く、指の間に何かデリケートな膜があるのを認めました。

“Ne ploru, belulino;
「泣くなよ、べっぴんさん:

Ne ploru, karulino.”
泣くなよ、いとしい人」

”Ho ve, ve,ve! Aj ve! Ho, tera viro, cxu vi intenvas mangxi min?”
「おお、ヴェー、ヴェー。地上の男よ、あんたは私をたべるつもり?」

“Mia kara! Kiu acxa angilo aux fleso sugestis al vi tian ideon”
「私の愛しい人よ! どの下劣な鰻かカレイが貴女にそんな考えを思いつかせたのですか?

Mi ne intencas mangxi ecx unu belan verdan haron de via dolcxa kapeto!”
私は貴女の甘い頭の1本の美しい緑の毛髪さえ、食べる気はありません。

“Kion vi do intencas, tera viro?”
「では何をしたいの、地上の男さん」

“Mara…e…fisxinjo…mankas al mi edzino, kaj mi volas edzinigi vin.”
海の..雌魚さん、私には妻がありません、貴女と結婚したのです。

“Mankas al mi edzo, do mi konsentas.
「私も夫がいません、だから私は同意します。

Nur atendu, dum mi dece arangxos mian hararon.”
ただ、髪を整える間だけ, 待ってください」

Sxi finis la kombadon kaj arangxis sian hararon en bela nodo.
彼女は髪を梳り終わり、美しく結びました。

Poste sxi klinis sin kaj tenis la busxon tre proksime al la akvo, kaj murmuris nekompreneblajn vortojn en la ondojn.
そのあと身をかがめて海の水のま近に口をもってゆき、波の中に理解できない呪文を唱えました。
3月1日
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