409 Wennergren (90)
409 Wennergren (90)
I-動詞
もしsiをI-動詞と一緒に使うならば、siはI-動詞の意味上の主語(#27.1)を代行します。
最もしばしば、こういう意味上の主語は主動詞の主語と同じですが、常にそうではありま
せん。
Cxiu homo devas zorgi pri si mem.
Siはzorgiの主語を代行しています。それはdevasの主語と同じです。
Kiam estas varme, li sxatas bani sin en malvarmega akvo.
baniの主語はsxatasの主語と同じです。
La sinjoro ordonis al la servisto vesti sin.
ordonisの主語はla sinjoroです。vestiの 意味上の主語はla servistoです。Sinはserviston
を代行しています。
La sinjoro ordonis al la servisto vesti lin.
下男は自分自身に服を着せているのではありません、他の男、たぶん主人に着せているの
でしょう。
Ili ne permesas al li lavi sin cxi tie.
彼は此処で自分の体を洗ってはならないのです。
Ne estas permesite lavi sin cxi tie.
誰も此処で自分を洗ってはいけません。laviの意味上の主語は無関係です。Siはすべての
人を代行しています。
もしI-動詞の意味上の主語が文の中になければ、そしてもしそれが全く重要でないならば、
siには主動詞の主語を代行させるのがふつうです。
La regxo sendis voki sian kuraciston.
この文にはvokiの意味上の主語がありませんし、重要でもありません。だからSiaは王を
代行できます。sendis vokiは、ただ1つの主語(王)を伴った動詞です。
La regxo sendis la serviston voki lian kuraciston.
ここにはvokiの主語(召使)が在ります。もしsian kuracistonと言うならば、召使は王様
のではなくて、自分自身の医者を呼ぶことになります。
「lasi+I-動詞」を伴う文章は、しばしばこのように解釈されます。もしI-動詞の意味上の主
語がなければ、「lasi+I-動詞」(#31.6)を1つの動詞と解釈します。
Pacience sxi lasis sin levi sur la dorson de la cxevalo.
Sinはlasisの主語を代行しています。もしleviの意味上の主語を入れるならば、sinをsxin
に変えなければなりません。たとえば:
Pacience sxi lasis al ili sxin levi…
Pacience sxi lasis ilin levi sxin…
Pacience sxi lasis, ke ili sxin levu…
Cxu mia alte fluganta spirito devas lasi alligi sin per cxeno(鎖) al la limaka irado(ナメク
ジの歩み)de la materio?
=…devas lasi ion alligi gxin per cxeno…
…devas lasi, ke io alligu gxin per cxeno…
I-動詞の意味上の主語が文章の中にない場合には、それを考えないのが普通ですが。義
務的にではありません。Zamenhofの用例では、この原則が守られていません:
La imperiestro tuj elsaltis el la lito kaj sendis voki lian konstantan kuraciston.
皇帝の主治医が話題です。vokiの意味上の主語がありませんから、lianのかわりにsianを使うことが望ましいのです。
8月2日
I-動詞
もしsiをI-動詞と一緒に使うならば、siはI-動詞の意味上の主語(#27.1)を代行します。
最もしばしば、こういう意味上の主語は主動詞の主語と同じですが、常にそうではありま
せん。
Cxiu homo devas zorgi pri si mem.
Siはzorgiの主語を代行しています。それはdevasの主語と同じです。
Kiam estas varme, li sxatas bani sin en malvarmega akvo.
baniの主語はsxatasの主語と同じです。
La sinjoro ordonis al la servisto vesti sin.
ordonisの主語はla sinjoroです。vestiの 意味上の主語はla servistoです。Sinはserviston
を代行しています。
La sinjoro ordonis al la servisto vesti lin.
下男は自分自身に服を着せているのではありません、他の男、たぶん主人に着せているの
でしょう。
Ili ne permesas al li lavi sin cxi tie.
彼は此処で自分の体を洗ってはならないのです。
Ne estas permesite lavi sin cxi tie.
誰も此処で自分を洗ってはいけません。laviの意味上の主語は無関係です。Siはすべての
人を代行しています。
もしI-動詞の意味上の主語が文の中になければ、そしてもしそれが全く重要でないならば、
siには主動詞の主語を代行させるのがふつうです。
La regxo sendis voki sian kuraciston.
この文にはvokiの意味上の主語がありませんし、重要でもありません。だからSiaは王を
代行できます。sendis vokiは、ただ1つの主語(王)を伴った動詞です。
La regxo sendis la serviston voki lian kuraciston.
ここにはvokiの主語(召使)が在ります。もしsian kuracistonと言うならば、召使は王様
のではなくて、自分自身の医者を呼ぶことになります。
「lasi+I-動詞」を伴う文章は、しばしばこのように解釈されます。もしI-動詞の意味上の主
語がなければ、「lasi+I-動詞」(#31.6)を1つの動詞と解釈します。
Pacience sxi lasis sin levi sur la dorson de la cxevalo.
Sinはlasisの主語を代行しています。もしleviの意味上の主語を入れるならば、sinをsxin
に変えなければなりません。たとえば:
Pacience sxi lasis al ili sxin levi…
Pacience sxi lasis ilin levi sxin…
Pacience sxi lasis, ke ili sxin levu…
Cxu mia alte fluganta spirito devas lasi alligi sin per cxeno(鎖) al la limaka irado(ナメク
ジの歩み)de la materio?
=…devas lasi ion alligi gxin per cxeno…
…devas lasi, ke io alligu gxin per cxeno…
I-動詞の意味上の主語が文章の中にない場合には、それを考えないのが普通ですが。義
務的にではありません。Zamenhofの用例では、この原則が守られていません:
La imperiestro tuj elsaltis el la lito kaj sendis voki lian konstantan kuraciston.
皇帝の主治医が話題です。vokiの意味上の主語がありませんから、lianのかわりにsianを使うことが望ましいのです。
8月2日
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